昔、真野長者が沖合にさしかかったとき、経ヶ森の山頂から差した五色の光によって難破を免れたという。長者は、そのお礼に、一夜のうちに太山寺の本堂を建立したと伝わる。
なお、「経が森」の名は、聖武天皇が自ら写した金光明経と法華経の写経を、山頂に埋めたという伝承に基づく。
太山寺本堂の左手、階段を上がったところにある大師堂から、さらに右手にある身代わり観音の裏から登山道に入れる。
登山口から経ヶ森までは、約20分程度。
登山した5月には、すでにかなり草が茂っているが、道も明確に分かり、歩くのには支障がない。ただ、真夏になると、管理をどれくらいするかによるが、かなり草が茂ってくるとと思われる。
山頂には、観音像が建っているが、その周囲には、かなり草が茂っている。本来なら、360度の展望が得られるところだろうが、2017年5月時点では、周りの樹木が大きくなって、ほとんど展望は得られない。
帰り道は、梅津寺に降りたが、道は良く整備されている。最後の所では、天理教の敷地内を通るが、全く問題はない。
そのほか、松山観光港に降りるコースと、高浜港に降りるコースがあるようだ。
2017年5月
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