高さは、わずか30mに満たない違いだが、山頂の姿は、全く異なる。
剣山の山頂は、クマザサが茂った、百合丘陵状で、面積的にもかなり広い。
山頂からは、付近の山に通じる縦走路が、あちらこちらに出ている。
登りは、リフトを使えばかなり楽である。今回は、リフト沿いに、シャクナゲがきれいに咲いていた。
下の見の越駅が標高1,420m、上の西嶋駅が標高1,750m。自動車やバスは、見の越駅まで行けるので、西嶋駅から歩けば、標高差は200m、ゆっくり歩いて約1時間程度。
登山道の所々に大きな岩がある。登山道は、比較的よく整備されているが、小さな石ころ上の岩が多いので、スニーカーだと歩きにくいだろう。
今回は行く時間がなかったが、修験道の行場になったいたところがあり、そこでは大きな岩がたくさん露出しているようだ。
最寄りの美馬インターチェンジから、かなり狭い所が残っている国道を40km以上行かなければいけないのが、少しつらいところである。
2017年5月